中学受験記録

娘(新小2)の中学受験までの記録です。中学受験に向けてサピックスに通っています。新3年生からは、フォトン算数クラブにも通塾する予定です。

そろばんの最終目標

 

娘は、そろタッチという、そろばんアプリを使って、そろばんを習っています。わずか半年程度ですが、既に二桁のかけ算を暗算で難なくこなしています。

 

ただ、そろばんはずっと続けるつもりはありません。あくまでそろばんは「手段」であって、目的ではないからです。そこで、いつまで続けるか、どのレベルまで続けるのかを考えてみました。

 

結論としては、暗算検定1級を合格したら辞めるということにしました。欲を言えば、暗算で段位を取るくらいに極めて欲しい気持ちもあります。ただ、段位まで目指すと、時間的な費用対効果が悪いと感じました。

 

そもそも、そろばん塾ではなく、そろタッチというアプリを使うことを選択したのは、時間的な費用対効果の面を考慮したからでした。そろばん教室に通って受験等で使えるレベルの暗算能力を身につけるためには、週に何度も教室に通う必要があります。しかし、うちにはそれは現実的ではありませんでした。

 

そろタッチを始めてから、1日30分の練習を毎日続けることによって、現在は暗算検定4級程度の力をつけられています。今のペースで順調に進めば、暗算検定1級程度の力を、あと半年程度で身につけられる予定です。

 

半年後ということは、小学2年生の夏休み頃です。その頃までに小・中学校の数学まで使える程度の暗算能力を身につけられているのであれば、大きなアドバンテージになると考えています。

 

最終目標が決まれば、あとはそこに向かって努力をするだけです。半年後にそろタッチを無事に卒業して欲しいと思います(ただ、暗算能力は使わないと落ちてしまうようなので、維持をするために、毎日ある程度は取り組む予定です)。

 

鉛筆の持ち方

低学年のうちに、正しい鉛筆の持ち方は定着させてあげたいと思っています。鉛筆の持ち方は、学習の基本中の基本ですし、正しい姿勢で勉強を出来るようになると、高学年になった時に長時間の勉強にも疲れずに集中出来ると思うからです。

 

僕の母親は勉強の仕方には無頓着でしたが、鉛筆と箸の持ち方だけは口うるさく注意された記憶があります。

 

娘の鉛筆の持ち方は一見悪くはないのですが、やや力が入り過ぎてしまっているのが気になっていました。

 

そこで、今日は外に出かける用事があったので、鉛筆の持ち方を矯正する良い商品がないかを物色していました。

 

まずは、そもそも鉛筆から注意して選ぶことが必要なのではないかと思いましたので、鉛筆から探すことに。

 

「正しい鉛筆の持ち方」にフォーカスした商品は多く見つけられなかったのですが、「三菱鉛筆 かきかた鉛筆」というものを購入してみました。娘も気に入ったようで、「書きやすい!」と喜んでいました。


三菱鉛筆 かきかた鉛筆 ユニスター 三角軸 2B ピンク 1ダース US439

 

また、持ち方を矯正する「もちかたくん」なるモノも購入してみました。上の鉛筆に付けてみたところ、娘は「書きづらい・・」と言っていましたが、正しい持ち方が書きづらいのだとすると、今まで正しい持ち方が出来ていなかったということなのだと思います。

 


トンボ鉛筆 Yo-i もちかたくん 右手用 ND-KYR

 

まだ慣れないようですが、これで正しい持ち方を身につけられるよう、練習をしていきたいと思っています。

国語力の伸ばし方を教わる。

今日は、プロの家庭教師の方に来ていただいて、日頃の学習面でのアドバイスを受けました。

 

基本的には、我が家の学習はそのままで良いとのこと。これで安心して進められます。サピックスの今後の流れや、志望校別の低学年の学習法もお聞きし、大変参考になりました。

 

また、国語力を伸ばす基礎トレーニングのやり方や算数の基礎トレーニングのやり方を教わりました。これから受験までの間は、このトレーニングを毎日欠かさずにやることにします。この基礎トレーニングをやっていた生徒さん達の圧倒的な実績を聞くと、やらないわけにはいきません。

 

特に国語力を伸ばす基礎トレーニングのやり方は目から鱗で、これをしっかりやれば国語力が伸びていくだろうなと感じました。国語力は全ての学習の基礎になるものですから、全ての教科を伸ばすための基礎力にもなりそうです。

 

娘も家庭教師の先生がとても気に入ったようで、「今度先生はいつくるの?また来てほしい!」と何度も言っていました。何度もお願いすることは難しいと思いますが、2、3ヶ月に1度くらいは見ていただいて、軌道修正してもらおうと思います。

 

娘の志望校やサピックスのことを知り尽くし、合格実績も豊富な方にアドバイスをもらえるのは、本当に心強いです。

 

 

 

 

漢字学習の今後の予定

漢字については積極的に先取りを進めています。漢字は文章を読む基礎になると考えているからです。漢字を多く知っていることにより、読むことの出来る文章が増え、それに伴って幅広い知識が得られることを期待しています。

 

小学6年生までに習う漢字は、それほど多くありません。全部で1000ちょっとくらい。現在は若干ペースを落としていますが、一日2文字ずつ学習を進めたとしても、あと1年ほどで全ての漢字を学習することができる計算です(2年生までに6年生の漢字を全て終了)。

 

ただ、これはあくまで「一度練習した」というレベル。この一度練習したというレベルを定着したと言えるためのツールとして、我が家ではAnkiを使っています。二年生の漢字については、これまで特段まとまった復習はやっていませんが、Ankiで繰り返し出題される漢字を毎日こなすことで、忘れてしまうことを防ぎ、特に対策をしなかった漢検9級の過去問でも満点からー2点という定着率にできています。

 

 

www.gadget-lawyer-chuujyu-diary.com

 

 

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Ankiに要する時間は、1日10分ほどです。ただ、この10分を使ってこれまでの復習をすることによって、驚くほど漢字は定着します。漢字が覚えられないのは、反復不足と適切なタイミングによる復習が出来ていないからだと思います。この適切なタイミングによる復習を管理するのが難しいのですが、Ankiというアプリを使うことによって、機械的に管理することが可能です。

 

現在は漢字にのみAnkiを使用していますが、将来的には暗記が必要な科目には全て導入する予定です(理科や社会のコアプラスなどは使いやすそうです)。

 

また、現在算数の間違い問題にも試験的に導入していますが、順調に使えています。算数については、高学年になった時により一層の効果を発揮してくれそうです。

 

さて、2年生のうちに6年生で習う漢字は一通り学習する計画でいますが、その後は日能研の出る順を用いて、中学受験に出てくる漢字を学習したいと思っています。漢字一つ一つは書けたとしても、熟語として出題されると対応が難しいと思われるためです。この問題集についても、一度全て解いてみて、間違った問題をAnkiに入れて繰り返し復習する予定です。

 

その後は、サピックスの漢字の要を用いて、より発展的な漢字問題にも対応できるようにします。ここまでの過程を3年生のうちに終わらせることが当面の目標です。

 

ここまで学習をすれば、あとはAnkiを一日10分やり、もし間違ってしまった漢字問題が出てきたら、新たにAnkiに取り込んで復習すれば良いだけになります。

 

サピックスの高学年の宿題を見ると、基本的な暗記にかける時間を短くすることがポイントだと思いました。そのため、暗記できることについては、今から覚えておき、定期的な復習をする仕組みを構築すれば、各種のテストの前に慌てて暗記をしなくても良くなります(また、短期記憶に頼ったやり方だと、長期記憶の精度が試される実力テストや入試に対応出来なくなってしまう恐れがあります)。

 

Ankiという良いツールがあり、今の受験は本当にやりやすくなりました。自分が高校生くらいの時にもあったらどれだけ楽だったのだろうと今でも思います。

 

 

 

低学年の地理学習 「るるぶ 地図でよくわかる 都道府県大百科」

小学校1年生の娘は、現在は歴史漫画にハマっています。特に、タイムワープシリーズはお気に入りで、気が付くといつも読んでいます。順番に読んでいて、今は明治時代にタイムワープを読んで、鹿鳴館憲法に興味を持ったようです。

 

また、タイムワープシリーズよりも少し本格的な歴史漫画として、「はじめての日本の歴史」も少しずつ読んでいます。本格的な歴史漫画は難しいところがありますが、このシリーズであれば1年生でも十分に読むことが出来ますし、一冊が薄いので、歴史の流れを押さえるのにはちょうど良さそうです。

 

歴史については、当分の間は上記のような漫画を読んでいれば良いと思いました。興味を持ったり、知識を吸収するのが目的なので、漫画でも好きなだけ読ませています。今の時期にあえて漫画を制限する理由はないと思っています。

 

社会については、地理をどのように楽しんで学んでもらえるかが課題でしたが、良さそうな本を見つけました。娘は「子どもの間に日本一周、大人の間に世界一周が夢」と言っているので、旅行と結び付ければ興味を持つのではないかと思いました。

 

旅行と言えば、「るるぶ」です。その「るるぶ」から、勉強を意識したような本が出されています。「るるぶ 地図でよくわかる 都道府県大百科」です。帯には、「るるぶ」で地理を学ばせたという佐藤ママの監修を受けたとの記載もあります。

 

家に届くと、娘は熱心に読んでいました。これだけで中学受験の社会に対応できるものではないとは思いますが、低学年のうちに日本の地理に興味を持って、知らず知らずのうちに学習するという目的としては十分な内容だと思いました。

 

小学1、2年生の間は、国語・算数の学習が基本になりますが、日常生活の中や日々の読書で社会や理科の知識に触れていると、後で本格的に勉強を始めた際に理解の助けになるのではないかと思います。

 

理科については、まだこのような書籍を見つけることが出来ていませんが、少しずつ情報収集をしていきたいと思います。「実験対決」シリーズなどは良さそうだなと思っています。

 

娘が読書好きになったきっかけの本

現在小学校1年生の娘ですが、家庭学習以外の自由時間は、たいてい何かしらの本を読んでいます。集中力が持続できる15分を超えたら、家庭学習では必ず休憩を入れるようにしていますが、その休憩時間でも本を読んでいます。読書が息抜きになっているので、自然と読書量が増えている状況です。

 

学習塾が主催しているテストでも、国語の読解はあまり苦労していないようです。速読のトレーニングもしていますが、そこでも読解力の高さは先生にもよく褒められます。これは日頃からよく読書をしているおかげなのではないかと思っています。ただ、今後これが国語のテストの点数に結び付くのかは分かりませんが・・。

 

幼児期から読み聞かせはよくやっていた方だとは思いますが、読書が好きになったきっかけの本を一つ挙げるとすると、この本ではないかと思います。娘は年長の時くらいから読んでいます。

 

「探偵ミルキーシリーズ」です。

 

ミルキー杉山という探偵が事件を解決していくという、推理モノです。大人でも少し考えてしまうような複雑な話もあり、読んでいて頭を使う要素もあります。娘が幼児の時は読み聞かせをして、娘と一緒に推理したのが良い思い出です。

 

そろそろ絵本やゾロリ以外も読んで欲しいなと考えている方は、さりげなくこのシリーズの本をリビングに置いておくと、いつの間にかお子さんが夢中で読んでいるかもしれません。